価値あるヒューマンケア商品を提案し続けてまいります。

株式会社ウテナの歴史は、創業者である久保政吉が1912年に東京都本郷に開業した「天仁堂薬局」がそのはじまりです。薬だけの販売ではなく化粧品の開発に着手し、「よい環境ときれいな水こそが肌につける化粧品に必要なものである」という強い想いのもと、1927年に現在の本社がある世田谷区南烏山に工場を設立、創業致しました。
社名の「ウテナ」とは、花の萼(がく)という意味です。花びらの陰に隠れた目立たない存在ですが、自然と調和のとれた美しい花を咲かせるためには、萼(がく)はなくてはならない大切なものです。それはまさに花の萼(がく)をモチーフに「美しいものを支える土台になりたい」と言葉に表現した、創業の想いにつながります。
花にもいろいろあるように、人それぞれの個性を引き出し、人間的魅力を最大限高めることがわたしたちの使命であることを忘れず、常に新しいことに挑戦し、みなさまの生活のお役に立てるよう価値あるヒューマンケア商品を提案し続けてまいります。
けして派手さはないかもしれませんが、「まだないキレイ」を咲かせるために。

最後に、わたしたちは2027年に創業100年を迎えます。これまでの長い年月を歩むことができましたのは、ひとえにお客さま、長年にわたり支えてくださったお取引先さま、従業員ならびにその家族の皆さまのお陰であると思っています。経営理念である「真・善・美~真心をもって社会に貢献し、人々の満足を喜びとする」をこれからも大切にし、何ごとにも感謝の気持ちをもって誠実に取り組み、皆さまと感動を共有できる企業であり続けます。

代表取締役社長 田頭 基明