A Story with Kitagawa Village
北川村との物語
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1.北川村との出会い
Encounter with Kitagawa Village
2.村長の“危機感”と“夢”
The Mayor's Sense of Crisis and Dreams
3.村づくりとマーケティング
Village Development and Marketing
4.作り手を想った“ものづくり”
"Craftsmanship" with the farmer in Mind
5.「ゆず油」が教えてくれたこと
What YUZU-YU told me
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北川村との
物語
A Story with Kitagawa Village
ウテナと高知県北川村の奇跡の出会いで
生まれ変わった「ゆず油」ヘアオイル。
つかう人、つくる人、
地域や社会環境にもやさしい
持続可能な共同開発プロジェクト。
その歩みについて中間報告していきます。
漫画で読む
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高知県東部、安芸郡に北川村という小さな村があります。少子高齢化、過疎化が進み、人口は1,146人(2022年5月時点)。小学校も中学校も一つだけ。鉄道も通っていない。そんな小さな村ですが、世界に誇れる名産があるのです。それが、“ゆず”。おいしくて栄養も豊富。ゆずの実を日本で初めてEU(フランスなど)へ出荷したのも、この村です。秋が深まると、ゆずの香りがほんのり漂う北川村から、物語は始まりました。
村長
上村誠 氏
高知県安芸郡北川村長
1985年入庁、産業建設課課長補佐、北川村副村長を経て、2015年北川村長就任。
株式会社ウテナ
中島恵司
マーケティング部 マーケティング2課 課長
2006年ウテナに新卒入社。マーケティング部にて、スキンケア、ヘアケアのブランディングおよび新商品開発を担当。プロモーションや、地方自治体と共創したサステナブルな活動にも従事。
1.北川村との出会い
Encounter with Kitagawa Village
2.村長の“危機感”と“夢”
The Mayor's Sense of Crisis and Dreams
3.村づくりとマーケティング
Village Development and Marketing
4.作り手を想った“ものづくり”
"Craftsmanship" with the farmer in Mind
5.「ゆず油」が教えてくれたこと
What YUZU-YU told me
北川村との
物語
A Story with
Kitagawa Village
出会いは8年前。
着目したのは、
捨てられるはずだった
「ゆずの種」。
8 years go by since we met.
We’ve focused on the Yuzu seeds that were supposed to be disposed.
中島
ゆずは「捨てるところがない」とよく言われるのですが、北川村のゆずの「種」はどうしても使い道がない状態でした。だから、ウテナにその一部を買い取らせていただけないかということを打診したところから、このプロジェクトはスタートしました。そこからオイルを抽出するまではなかなか険しい道のりでした。種を関東の工場に輸送し、まずは、しっかり乾燥させるんです。ただ熱をかければ良いわけではなく、種の中の成分が壊れないように、何度も試験を繰り返し、最適な乾燥工程を導き出しました。そんな風に試行錯誤を繰り返して生まれた商品なんです。
ずっと前から
SDGs
はじめてました。
We’ve been working on SDGs for a long while.
中島
ゆずの種からオイルを抽出する共同開発プロジェクトが開始されたのは、2015年。SDGsが国連で採択されたのとほぼ同時期。なので、「SDGsが叫ばれるずっと前から」地球環境や社会に良い取り組みをスタートさせていました。再利用することの出来たゆずの種は約1億個。それだけはなく、パッケージを改良して、紙資源を削減したり、過疎化が進む村への様々な支援を行ったりしてきました。最近ようやく世の中のトレンドが追いついてきたという自負があります。おかげさまで今では累計480万個以上(※)も売れる商品に育ちました。
※「ゆず油」シリーズ出荷個数 自社調べ 集計期間:2013年1月~2022年2月。
普通に考えたら、
人口減少とともになくなりますよ、
この村は。
村長の
“危機感”と“夢”
The Mayor's Sense of Crisis and Dreams
普通に考えたら、
人口減少とともになくなりますよ、
この村は。
上村村長
しっかり歩いていかないと、うちごときの村はとんでしまうという危機感があります。だから、北川村を地道に改革しています。ベースとして取り組んでいるのは産業構築と教育、それから福祉。産業だけがあっても、その地域には住めないし、逆に、教育と福祉だけがあっても産業がなければそこで生活できない。だから、3つ全てがリンクして、相乗効果を出していけるようにならなければいけません。特に、ゆずの「産業」と村の小中学生への「教育」。2つの分野でウテナさんには協力してもらいました。
a Yuzu made in Kitagawa Villege
北川村から生まれたものだから、
必ずなけりゃいかん
「定番」になってもらいたい。
上村村長
これ、大事なことなんです。「ゆず油」を花火的に打ち上げるのはたやすいことですが、定番になるというのはとても難しいことです。せっかくできた商品なのだから、定番になって売り続けてもらいたい。やっぱり、なくなったら寂しいじゃないですか。
うちのゆずってそれくらいの価値なの?と悲しいじゃないですか。北川村に「モネの庭」という施設があります。そこの10周年の式典をやったときに、10年でも「まだまだだな」と思ったんです。やっぱり「ずっと」続いていかないと。せっかく協力してくれた人に顔向けできないですよ。
Mayor of Kitagawa Village / Makoto Uemura
Mayor of Kitagawa Village / Makoto Uemura
中島
村長に「村にはどんな支援が必要ですか?」と聞くと、『とにかく「ゆず油」を徹底的に売ってくれ』と言われるんです(笑)ふつう、あれもしてくれこれもしてくれと言ってもおかしくないのですが、「売るだけでいい」っておっしゃるんです(笑)
村づくりと
マーケティング
Village Development and Marketing
村づくりの時間軸は、20年~30年。
「ゆず油」も「じわじわ」広がってほしい。
上村村長
とにかくじわじわ広がったら、こけることはないと思うんです。一気に広がったらこけます。CM流して花火を打ち上げるように、集中的に周知していくというのをやったとしても続けなければ意味がない。やっぱり「ゆず油」はじわじわじわじわ広がっていくのが一番だと思います。
そこはもしかしたら「村づくり」の考え方と似ているかもしれません。20年から30年というスパンで、地域社会というのは循環しだす。普通マーケティングでは、出てこない時間の流れです。北川村では、ゆず産業に教育や福祉までリンクさせて地域社会の循環を考えています。そうすると、「北川村 ゆず」というのは、なくならない。「ゆず油」もこのくらいの時間軸で考えてもらいたいんです。
村づくりの時間軸は、20年~30年。
「ゆず油」も「じわじわ」広がってほしい。
10年後20年後まで
「ゆず油」が存在するには
どうすればいいか。
The power of yuzu seed oil
中島
前だったら、どうすれば売上が2倍になるか。そういう視点で「規模」を求めていました。今はそれよりも、長く愛され続けるために、例えば10年後20年後にこの商品が存在するにはどうすればいいかを考えるようになりました。商品の機能だけでなく、北川村との取り組みを含めたブランドのアクションを知っていただき、1人ずつでもファンになってもらう、好きになってもらうということを心掛けています。使っていただける人を増やすというのは大規模に投資すればどうにかなること。ただ、「好きになってもらう」のはすごい難しいじゃないですか。それを1歩1歩着実に行っていくことが重要だと考えています。
作り手を想った
“ものづくり”
"Craftsmanship" with the farmer in mind
これからは
使う人だけではなくて、
「作る人の幸せ」まで
考える。
中島
村と一緒に「ゆず油」がここまで育ってきて、時代も追いついてきて認めてくださる人も増えてきました。私のマーケティング観も、「使う人」だけの幸せを考えるのではなくて「作る人」や、そこに「関わる人」の幸せをどこまで考えられるか。そんな想いがより一層強くなりました「作る人」、「関わる人」がみんな幸せだと自然と素敵な商品になっていくんだと思います。やっぱり、村の子どもたちと接していると、それだけで活力が湧いてきたりします。
"Craftsmanship" with the farmer in mind
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「ゆず油」が
教えてくれたこと
What YUZU-YU told me
たったひとつの商品が
たくさんの人を
つないでくれた。
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SUSTAINABILITY
上村村長
ウテナさんとは、元々「ゆず油」というモノだけの関わりでした。そこから、ゆずの収穫を一緒にやったり、村の学校で「教育」の領域まで一緒にやったり。さらに今度は、ウテナさんにご紹介いただいたドラッグストアのウエルシアさんにも加わっていただき、まずうちの村だけではできない「福祉」関連の領域まで広がっていきそうです。全部、「ゆず油」が最初のきっかけで
始まっていることなんです。いろんな人にとって、かけがえのないブランドになってきているのだなと実感しています。
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